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要因分析

Why? KPIの違いを生み出す要因を理解する 要因分析機能により、知りたいKPIに影響を与える重要な要因を簡単に把握することができます。
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1. 要因分析とは?

要因分析は数値型のKPIを登録しなければ利用できません。数値型のKPIをまだ登録していない場合は、[KPIs管理] に移動して登録してください!
私たちは、どのような要因が売上に最も影響を与えているのか知りたい場合があります。要因分析機能を活用すると、売上などのユーザーが設定したKPIに最も影響を与える要因を見つけることができます。
要因分析機能は、ユーザーが選択したKPIに対して重要度の高い要因(変数)を探す回帰分析機能です。
HEARTCOUNTの回帰分析について詳しく見る

2. 要因分析の使い方

要因分析の基本的な画面構成についての説明です。
以下の画面の各項目は、次のような機能があります。
① フィルタ
ダッシュボードのフィルタと同じ機能です。目的の変数だけを選択したり、除外して要因分析結果を見ることができます。フィルタの右側の 変数の数 ボタンをクリックすると、派生(自動生成された)変数を除外または含めて分析を行うことができます。
派生(自動生成された)変数とは、数値型変数をカテゴリに自動加工して非線形的なパターンを発見するHEARTCOUNT特有の機能です。この機能についての詳しい説明は こちら をクリックしてください。
② 変数の個数選択&自動再生
[すべて表示] をクリックすると単回帰と重回帰分析とを統合した結果を表示します。 単回帰については [1変数]、重回帰分析については [2変数] をそれぞれクリックして、変数の個数別に詳しく確認することができます。
要因分析の結果を「調整済み決定係数」の降順に動画で自動説明する機能です。どの変数がKPIの差をどれだけ(%)説明できるかを示し、それに応じた視覚化を自動的に表示します。
再生ボタン をクリックすると、以下のような動画が表示されます。
③ 決定係数
決定係数(R2R^2 )は選択したKPIの差(変化量)のうち、その変数で説明できる割合を示す統計値です。例えば、下の画像のように選択したKPI、つまり「利益」を最もよく説明するのは決定係数が 0.551 で最も高い「売り上げ」と「単価_bin」の変数の組み合わせであり、「利益」の差(変化量)のうち 55% を「売り上げ」と「単価_bin」で説明できるということを意味します。
④ 調整済み決定係数
調整済み決定係数は、修正された決定係数(R2R^2 )を意味し、分析に使用したレコードの件数や変数の個数などを反映して決定係数(R2R^2)の値を調整した値です。これは、独立変数の個数が増加するにつれて無条件に増大する決定係数(R2R^2)の問題を補正するための測定値です。
2つの変数をもつ要因分析機能を使用する場合、決定係数の値のみで解釈するのではなく、調整済み決定係数と合わせて確認することをお勧めします。
⑤ 有意確率(p値)
p値は、分析結果が偶然による結果である確率を示します。 通常、p値が 0.05 以下であれば「統計的に有意な関係である」と判断します。一方、p値が 0.05を超えると、偶然に起こる確率が高いということで解釈され、「統計的に有意ではない」と判断することができます。
⑥ レコード数
分析に使用されたレコードの件数。 (関連する値をもたないレコードを除外した数値)
⑦ スマートリンク
スマートリンクを使用して、該当する変数の ドリルダウン 要因分析 の画面に移動することができます。
⑧ 視覚化画面&コントロールウィンドウ
要因説明で一番上に位置する、結果を視覚化して表示する視覚化画面です。散布図、棒グラフなどを通じて視覚的に結果を確認することができます。視覚化画面はこちらを、コントロールウィンドウはこちらをクリックして詳しい説明を確認してください。
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