HEARTCOUNT のKPIは「今回の分析で私たちの主要なビジネス指標である変数」と理解してください。 例えば、あるキャンペーンの目標が「売上と利益の最適化ルールを見つける」であれば、そのキャンペーンのKPIは売上と利益になります。
KPIに設定しなくても、ほとんどのHEARTCOUNT機能で分析することができますが、
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ダッシュボードのSMART DISCOVERYは、個々のKPIのパターンを自動的に見つけて顕著な分析結果を推薦してくれる機能なので、KPIに設定されている場合のみ利用できます。
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要因分析とエクスプローラーは数値型KPIと他の変数間の関係を分析して説明する機能であるため、数値型KPIが登録されていなければ利用できません。
ハートカウントでは、キャンペーンごとに10個以下のKPIを推奨しています。
先にアップロードしたデータの全てのカラム(列)を確認することができます。このカラムのうち、私たちが重点的に分析したいカラムをKPIに設定し、変数も直接設定することができます。
1.KPI登録
(1) 数値型変数
まず、数値型変数をKPIに設定する方法を説明します。
数値型変数とは、連続性を持つ数字で構成されたデータを指します。
ex) 年齢、身長、所得など
カテゴリ型変数は、連続的でない値で構成されたデータを指し、いくつかの同じ性質を持つ部類や範囲に分けることができます。
ex) 性別、血液型など
数値型変数はシステムで自動的に数字(#)で表示され、[KPIタイプ]のいずれかを選択します。下の計算方法を平均または合計のどちらか(または両方)を選択します。
ただし、[KPIタイプ]はタイプを分類するための基準であり、特定のタイプの選択が分析結果に影響を与えることはありません。
1-1.派生変数を設定する
前回のキャンペーン作成で説明しましたが、ハートカウントは数値型変数の場合、自動的にカテゴリ型変数、区間に分割するbinning機能とpercentileに加工するpercentile機能を提供しています。 したがって、合計2つの派生変数を作成することができます。
派生変数もそれぞれ最大4つまでKPIとして設定可能です。
(2) カテゴリ型変数
カテゴリ型変数は数値ではなく、KPIを生成する値(YES/NO、男性/女性など)で定義された変数で、KPIは変数一つにつき最大4つまで選択できます。
KPIの設定が終わったら、いよいよ本格的に分析を開始します。
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左メニューのKPIs管理アイコンのすぐ下のダッシュボードアイコンをクリックすると、自分が設定したKPIをダッシュボードで直接確認し、分析機能に進むことができます。
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分析途中で自由にKPIを追加・削除・修正ができます。