(1) サブグループと画面分割(Facet_Plot)
サブグループと画面分割機能により、データセットをより総合的で整然とした形で2次元グラフ上に表現することができます。
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画面分割(Facet_Plot)は、特定のカテゴリ型変数でデータセットのSubsetを構成した後、カテゴリ別にグラフを分類して見ることができる機能です。
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サブグループは、X軸またはカテゴリ型変数で追加グループ化する機能です。
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サブグループをX軸に設定すると、X軸に割り当てられた変数であるbmiが、個々のレコードをすべて表現する形式から、平均や合計のような要約値で表現されます。
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X軸がカテゴリ型変数の場合、サブグループをX軸に設定すると、様々なバーグラフでカテゴリ別に比較できます。
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サブグループをカテゴリ型変数に設定すると、色で視覚的に簡単に区別できます。
(2) コントロールウィンドウ
要因分析とスマートプロット機能では、グラフの詳細設定が可能なコントロールウィンドウを提供します。
コントロールウィンドウをうまく利用すれば、より簡単かつ迅速に視覚化画面でパターンを発見することができ、自分が望む形でカスタマイズも可能です。
(1) 上段エリア
グラフで特定のグループだけを選択表示、選択除外することができます。
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選択表示:特定のグループ/変数を選択して選択表示をクリックすると、そのグループだけをグラフで見ることができます。 グループの選択は、クリックするか、グラフ全体から目的の領域だけをドラッグ&ドロップすることも可能です。
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選択除外: 特定のグループを選択して選択除外をクリックすると、そのグループを除く残りの変数のグラフを確認することができます。
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NA値(欠測値)を0に設定することができます。
(2)中段エリア
中間領域には、視覚化領域の上部(X軸、Y軸、サブグループ、画面分割)の上部に表示されたものと同じ変数が表示されます。 各コンボボックスをクリックして目的の変数を選択すると、選択した変数に該当するデータ視覚化画面を見ることができます。
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右側の[歯車]をクリックして、X軸とY軸の開始を0で表示するように設定できます。 (基本的にHEARTCOUNTは、与えられたデータ値の範囲に最適化された範囲を描画します。)
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アニメーション機能により、時間によってグラフのレコードがどのように変化するかを確認することができます。 (*. アニメーション機能はスマートプロットでのみ提供されます)。
(3) 下段エリア
下部の領域のカラーとサイズは、その他の美的機能のためのものです。 また、フィルターを使用して、選択した数値変数の範囲で視覚化画面を表示することができます。
コントロールウィンドウの各機能の詳細説明
(3) アニメーション
アニメーション機能は、1つのアイテムを中心にダイナミックな視覚効果を感じることができます。
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通常、色によって最大3軸(X軸、Y軸、サブグループ)で表現することが可能ですが、アニメーション機能を使用すると最大4軸で表現することが可能です。
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右側のコントロールウィンドウのアニメーションをクリックして見たい変数を選択すると、選択した変数を基準にサブセットが生成されます。各プロット(フレーム)がアニメーションで繋がって表示されます。
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下の画像は、変数を[顧客分類]に設定した後、各顧客分類に合ったレコードをアニメーションで表示する例です。
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X軸がカテゴリ型変数の場合、各カテゴリーが時間の経過とともに互いに競争するレースチャートを作成することができます。
(4) データストーリー機能
データ分析の最後のプロセスは、分析結果を共有し、レポートを作成することです。HEARTCOUNTのデータストーリー機能を活用して、スマートプロットの画面をストーリー化し、レポートを実装することができます。
(1) データストーリーの作成
左上の再生アイコン
をクリックしてストーリーを作成することができます。
ストーリータイトルを作成し、+アイコンをクリックして最初のストーリーを追加します。文字をドラッグするとテキストエディタが表示され、文字スタイルを変更することができます。視覚化編集モードに切り替えるには、テキスト編集ボックスの外側の任意の場所をクリックしてください。 編集後、右下の変更を保存アイコンをクリックして保存します。
ストーリーと一致する視覚化プロットがあれば、下部のカメラアイコンをクリックして視覚化画面をキャプチャすることができます。
可視化編集モードでタイトルの横にあるvをクリックすると、テキスト編集モードに切り替えることができます。ストーリーが完成したら、右上のxアイコンをクリックします。
完了する前に、変更を保存することを忘れないでください!
(2) データストーリーの編集・削除
保存が完了したら、左上の再生アイコン
をクリックすると、次のような機能ができます。ロックアイコンをクリックして作成したストーリーを削除することができます。
再生アイコン: インタラクティブなデータストーリーの再生
カメラアイコン:現在の画面をストーリーに追加
矢印アイコン:ストーリーのエクスポートと共有
鉛筆アイコン:ストーリーの編集
以下は、売上データを活用してストーリーにした例です。
(3) データストーリーの共有
また、左上の矢印アイコンをクリックすると、分析結果をHTML形式で共有することができます。